アメリカで保護猫の里親になる

こんにちは。うさマムです。

しばらくは在宅勤務が続きそうなこのタイミングなら、と猫を飼うことにしました。

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カリフォルニアのペット市場

現在カリフォルニアでは、犬・猫・ウサギをペットショップで買うことはできません。ペットショップに行くと、ハムスターや鳥、魚は販売していますが、それまで犬・猫がいたであろうスペースはガランとしています。お、猫ちゃんがいるな〜と思うと、それはペットショップが提携するシェルター(動物保護団体)で里親を募集している猫なんです。

特定の種類の犬、猫を飼いたい!ということであれば、直接ブリーダーから買うことになりますが我が家では、シェルターから引き取ることで満場一致でした。

また、娘の一緒に成長してほしい、という思いもあり、1歳未満の子猫を希望しました。

保護猫の探し方

代表的なウェブサイトは2つあります。

www.petfinder.com

www.adoptapet.com

ほとんどの情報は重複していますが、Petfinder.comの方が、検索できる項目が多いです。

毎日のように眺めてくると、傾向が掴めてくるのですが、子猫はすぐに引き取り手がついてしまいます。

そこで、シェルターのHPをチェックしたり、インスタグラムをフォローしました。特に、インスタでは、まだ小さすぎて里親に出せない月齢の子猫の写真をフォスターさんがアップしてくれていることもありました。*1

シェルターに連絡をとる

コロナの影響により、シェルターに行くのにも予約が必要でした。私たちの場合、インスタで見つけた子猫が近々里親募集をかけることがわかったので、即連絡をとりました。

また、アプリケーション(申込用紙)もオンラインで済ませておきました。

アプリケーションで聞かれること

いくつかのシェルターのアプリケーションを見ましたが、かなり細かく聞かれます。下記は、主な質問事項です。

  • 年齢(年齢制限があります、20歳以上など)
  • 賃貸か持ち家か、賃貸の場合、大家の許可は得ているのか
  • 過去にペットを飼っていたことがあるか、種類、死因
  • 今ペットを飼っているか、種類、避妊手術の有無、ワクチン接種の有無
  • 引っ越さなければいけなくなった時、ペットをどうするか
  • 病気や事故で高額な治療費がかかることになった時、どうするか
  • 今後10〜20年という長い年月、飼うことの準備はできているか 

 一番聞きたいところは、最後の質問なんだと思います。また、人間だって高額な治療費がかかるアメリカ、もちろんペットの治療費も高額です。何かあった時、治療費用を捻出できず、安楽死を選択せざるを得ない飼い主もたくさんいます。

不幸なペットを増やさないために、シェルターは責任を持って、新しい家族を選んでいるんですね。我が家がお世話になったシェルターではそこまでしませんでしたが、自宅訪問をするところもありました。

アプリケーションの回答によっては、シェルターからお断りをされることもあります。

シェルターでの当日の流れ

これは、シェルターによって全く異なると思いますので参考までに。

■個室に通され、希望している子猫とご対面。しばらく家族とペットだけの時間をいただきました。この時に、サイズ感、性格、フィーリングを確認します。長いお付き合いになるので、ピンとこないな、と思ったら、正直に伝えてキャンセルしても大丈夫です。

■この子に決めます、と伝えると、書類手続きに入ります。コロナの影響もあり、対面での手続きはゼロ。サインなどもメールでのやり取りとなりました。また、その間に家に連れていくためのケージを近所のPetcoに買いに行きました。準備しておけばよかった・・・。

■手数料を支払い、記念写真の撮影(その日の夜のインスタにアップされてた!)。そのまま我が家へ連れて帰りました。

費用

$153 

お世話になったシェルターではこの値段でしたが、このエリアでは平均的な値段だと思います。大体$120〜$200が相場のようです。

この中に、含まれているものは

・避妊・去勢手術

・その月齢までに必要なワクチン

・マイクロチップ費用

・健康診断

・ノミ、寄生虫駆除

・FeLVなどの感染症テスト

などです。

自費で全てやろうと思ったら、500ドルくらいかかる内容です。大変ありがたいです。

今後はアメリカの猫グッズや、ペット保険なんかについて書こうと思います!

*1:シェルターでは、里親に引き渡す前に避妊・去勢手術をすることになっていますが、それまでフォスターさんの家で過ごすことが多いです